肌質の種類

普通肌

皮脂の分泌が多すぎず少なすぎず、肌がカサついてもいない状態で、理想的な肌の状態といわれます。
しっとりしていてメイクノリもよく、ツヤがある肌で、ニキビなどのトラブルが少ないのも特徴です。
皮脂の分泌量が適度であれば、天然の保湿クリームである皮脂膜に包まれているので、水分の蒸発を防いでくれます。また、肌のバリア機能が正常に機能している状態なら、角質層に適度な潤いが保持されています。乳幼児のようなキメ細かく、ふんわりとした肌をイメージするとわかりやすいでしょう。
ただ、普通肌の人でもちょっとしたきっかけで肌トラブルを起こしてしまうこともあり、そうした時には体調や環境の変化により乾燥肌や脂性肌に近い状態になってしまいます。
ですので、いつもは健康な状態の肌の人も安心しきることなく、その状態をできるだけ長く保つようにして、もしニキビなどのトラブルが起きたときには早く対策をとっていく必要があります。

脂性肌

顔全体的に皮脂でべたついている状態です。
皮脂量も水分量も多くしっとりしていますが、特に額と鼻をつないだTゾーンは皮脂の分泌が多いため、メイクが崩れやすく、ニキビなどのトラブルも多い肌です。
脂性肌の特徴として

・メイクが崩れやすい
・肌がテカテカ光っている
・毛穴が開いている
・キメが粗い
・ニキビや吹き出物がよくできる

などがあります。

主な原因は前述の通り皮脂が過剰に分泌される事ですが、男性ホルモンの増加や脂っこい物をたくさん食べることだったりします。男性ホルモンの増加は、ストレスや不摂生によって生じやすく、女性も無縁とは言えないでしょう。(思春期に脂性肌になってニキビが増えてしまうのも、ホルモンバランスが関係しているようです)

過剰な皮脂はニキビや肌荒れの原因になるため、余分な皮脂を定期的にとる必要がります。

また、オイリーな状態で肌の内側の水分量だけが少なくなってしまった状態をインナードライ肌といいます(乾燥肌との分かれ目で、見た目は脂性肌ですが、肌の中身はカサカサという少しややこしい肌質です)。べたついているため脂性肌と間違えやすく、水分補給をしっかりしないと乾燥がよりひどくなってしまいます。

乾燥肌

肌が全体的に乾燥していて、カサカサしている状態です。
肌の皮脂の分泌が少ないため、肌の表面の水分が蒸発しやすく、お肌がつっぱている感じがします。
乾燥肌の特徴として

・カサカサしている
・ツヤがない
・小じわがきになる
・白い粉を吹くことがある
・ファンデーションがのらない
・顔を洗った後はいつもツッパリ感がある

などがあります。

また、肌のキメは細かいのですが、水分も皮脂も少なめで小じわになりやすく、白ニキビなどの角質型ニキビができやすいのも特徴の一つです。

主な原因として「気温・湿度」「体調変化」「生理的な要因」などがありますが、加齢や遺伝的な要素もあります。病気や不摂生、ストレスなどによる肌の調節機能の低下も関係してくることもあります。
乾燥肌が悪化すると、皮膚のバリア機能が弱くなり敏感肌(あらゆる刺激に敏感になった状態の肌)ななるため、水分と油分の両方を与え、保湿力とバリア機能を高める必要があります。

混合肌

1つの顔に脂性肌と乾燥肌の両方が存在している状態です。
混合肌は大きく「脂性肌+乾燥肌」、「脂性肌+普通肌」、「乾燥肌+普通肌」に分けられます。

脂性肌+乾燥肌

TゾーンとUゾーンの皮脂量の差が激しいので、一方の肌の洗顔を意識した場合、もう一方の肌が悪化することがあります。

脂性肌+普通肌

Tゾーンなど皮脂が多い部分にはべたつきを感じやすいですが、ほかの部分は程よい皮脂量・水分量なので乾燥もあまり気にならないとされているようです。脂性肌に分類されることもあります。

乾燥肌+普通肌

Uゾーン・目や口の周りが乾燥しカサカサだったりするけれど、他の部分は程よ潤いがあり、脂でテカることもあまりないようです。乾燥肌に分類されることもあります。

主な原因として「季節の変わり目による乾燥・脂浮き」「紫外線による影響」「夏場・冬場など、空調による乾燥」「喫煙・飲酒」などがあります。

皮脂量が多い部分は皮脂を取り除き、乾燥している部分は油と水分を与える必要があり、手間がかかるタイプの肌です。

敏感肌

肌のバリア機能が低下し、外部から受ける刺激に弱い肌の状態です。
敏感肌の特徴として

・肌のカサつき
・肌のかゆみ
・赤みがでる
・肌荒れやかぶれ
・ニキビや吹き出物ができやすい

などがあります。

主な原因として、乾燥や紫外線・化粧品や洗顔料からの刺激、睡眠不足や偏った食事などの生活習慣の乱れがあります。妊娠などホルモンバランスの変化により一時的に敏感肌になることもあるようです。また、生まれつき肌が弱い人やアレルギー体質の人もおられます。
敏感肌の原因の大きな要素は乾燥なので、保湿が大切になります。外側からだけでなく、体全体の保湿も重要になってきます。